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トレチノインとハイドロキノンを併用すると美白効果が高まるのは本当?

2020年05月24日
鏡を見て肌を気にする女性

新しいものが次から次へと登場する美容業界ですが、近年、クリニックなどの現場では、トレチノインとハイドロキノンを併せて使用するというスキンケアが注目を集めています。トレチノインと同様、既にできてしまったシミを薄くし、未来のシミを予防してくれる働きがあるのが、ハイドロキノン。そのパワフルな効果から、お肌の漂白剤と呼ぶ方もいるほどです。ドラッグストアなどで販売されている市販の美白製品にも、さまざまな成分が配合されていますが、その作用はハイドロキノンと比較すると100分の1程度のみに留まる、というデータもあるようです。

ハイドロキノンはチロシナーゼとよばれる、メラニン色素を合成する酵素の働きを弱め、メラノサイトの数を減らす効果があるとされています。日々の生活の中でお肌が紫外線を浴びると、皮膚の内部ではメラニンの生産工場であるメラノサイトが活性化します。TVCMなどでメラニンという言葉を耳にすることも多いですが、メラニンは皮膚を黒くしてしまう、日焼けやシミのもと。美白の大敵といえる存在です。健康的なお肌であれば、通常、お肌のターンオーバーによって、メラニンはきちんと代謝されるため、垢などと一緒にはがれ落ち、お肌の色は一定に保たれる仕組みになっています。しかし、紫外線のダメージがお肌に蓄積してしまうと、メラニンが通常よりも過剰につくり続けられるようになってしまうのです。このような状態が、お肌のターンオーバーの乱れにつながり、メラニンが排出されず皮膚内部に蓄積されてしまうことに。最終的にシミとなってしまうのです。

つまり、美白を目指すには、お肌の代謝を高めて、すこやかなお肌の土台を整えることと、メラニン自体にアプローチすることが肝心。そこで、シミの原因に多角的にアプローチし、シミ自体ができにくいお肌へ導いてくれるスキンケアである、トレチノインとハイドロキノンのダブル使いが効果的なのです。

レチノインとハイドロキノンの併せ使いについては、各種メディアでもさまざまな方法が紹介されていますが、一例としてあるクリニックでは、洗顔後に化粧水でお肌を整えてから、トレチノインを気になる部分に綿棒で塗り、トレチノインが完全に乾いたあとで、その上からハイドロキノンを重ね塗りする方法を推奨しています。トレチノインとハイドロキノンは、それぞれ強力な作用がある成分のため、使い始めた当初は、お肌に赤みが出ることもあるとのこと。続けることで赤みが軽減されるという情報もありますが、自分のお肌のようすをよく見ながら、安全に使うことをおすすめします。